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ThinkPad X61で初トラブルを体験 ブートタイムデフラグが原因?

もう2ヶ月くらい前のことになるのですが、ThinkPad X61でちょっとしたトラブルを経験しました。今年の2月に使い始めてから、「これはまずいかも」と感じたのは、このときがはじめてでした。とは言っても、システムが壊れて全く反応しなくなったとか、そういう重大なことではないのですが、もしかしたら僕と同じことをする人がいるかもしれませんので記事にしてみました。

トラブルの原因となったのは、体験版から正規版にアップ(購入)したDiskeeper Pro 2008のブートタイムデフラグです。先に結論を言ってしまいますと、ハードディスクのフォーマットがNTFS(最近のPCのフォーマットはほとんどがNTFSを採用)の場合は、ブートタイムデフラグを行う必要はありません、ということです。このことは、ヘルプに記載されています。ソフトを使う前に、ざっくりとでもいいので取扱説明に目を通さないといけませんね。

さて、どんなこと(操作)をして「これはちょっとまずいかも」思ったのでしょうか?そのことについてもう少し書き綴ってみます。もしかしたら手順がちゃんとしていないかもしれませんが、お許しください。

Diskeeperでブートタイムデフラグを行う場合、ディスクのチェックをするかどうかを選ぶことができます。ディスクのチェックには時間がかかるので、いつもの僕ですとやらないようにしているのですが、このときに限ってディスクのチェックを行うようにしました。Diskeeper側でもチェックを行うことを推奨しているようです。

続いてデフラグを行うために、すぐさまPCを再起動しました。その後、ふつうであればディスクのチェックが行われるはずですが、x61ではなぜか行われませんでした。当たり前のことですが、ディスクのチェックが行われないため、ブートタイムデフラグも実行されませんでした。

PC起動後にDiskeeperの管理画面を開いてみると、ブートタイムデフラグを行う設定は有効のままです。再度、PCを再起動してみましたが、やはりディスクのチェックとデフラグは行われませんでした。ちなみに一度ブートタイムデフラグ実行の設定をしてしまうと、通常のデフラグも行われなくなります。ということは、せっかく購入したDiskeeper(デフラグソフト)の意味がなくなってしまいます。

そこで、x61に標準で搭載しているRescue and Recoveryを使って、ブートタイムデフラグを設定した前の状態へ戻そうと考えたのです。これが、事を大きくしてしまいました。その後はとにかく災難続きでした。

accident.jpg まずはリカバリー中にx61がフリーズしてしまいました。3時間近く画面が同じままだったので、我慢しきれずにシャットダウンしました。その後電源を入れて立ち上げたところ、写真の様な意味不明な状態に...。なんとかsefeモードで再起動をして、再度Rescue and Recoverを使ってシステムを復元したところ、なんとか正常な状態に戻ってくれました。

でも後遺症は残っています。シャットダウンの状態から立ち上げたときに、英語で2行ばかりメッセージが出てきます。checkなんとかという感じですが、よく意味が分かりません。それとDiskeeperで、ブートタイムデフラグを設定するメニューがなくなってしまいました。まあ、どうせ必要ありませんから、別にいいのですが。逆に無くなってくれて良かったかもしれません。当然ですが通常のデフラグはなんの支障もなく機能しています。

それにしても、何が原因でディスクのチェックが行われなかったのでしょうか?未だに謎です。もしかしたら、指紋センサー関係のセキュリティが働いたのかもしれないとにらんでいる僕です。

それと、今回トラブルの原因となったDiskeeperですが、購入して良かったと思っています。僕は3年くらい前からずっと使っていますので、どのような効果があるのかを、はっきりと体感できてはいませんが、普通に使っている分にはとても快適なので、きっと良い方に作用しているんだろうなと思っています。結局レビューになっていませんね。(笑)

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