- 2008年9月16日 13:29
- software
今回はvistaに標準で搭載されているメーラー、windowsメールについてです。windowsメールは、基本的にOutlook Express(ver6.00)を進化させたもの(ver6.06?)のようで、細かな部分で変更をうけているようです。きっと少しは洗練されているのだろうと期待していましたが、僕が実際に使ったみた感想では、Outlook Expressよりも操作性が悪くなっているような気がします。
起動直後、受信フォルダが空の場合、受信フォルダが選択状態になりません。なので、キーボードのTabキーや十字キー(上下左右キー)で操作しても、ローカルフォルダやメッセージに移動することができません。僕はこれを解消するために、windowsメールが表示されている部分を、どこでもいいから適当にクリックをする(どこかをアクティブにする)ようにしています。これってどうなんでしょうか?マウスを使っている場合には、この件はあてはまらないので問題はありませんが、PCを外へ持ちだしたときなど、キーボードだけで操作をするような状況下では、とても不便です。
それと、各ローカルフォルダを選択したときに、そのフォルダ内にメッセージがあった場合、自動的にメッセージウインドウ(と呼ぶのでしょうか?)の件名(見出し)が選択されてしまいます。Outlook Expressの場合ですと、移動させたフォルダにメッセージがあったとしても、そのメッセージは表示されますが、選択されるのはあくまでもカーソルを移動させたフォルダであって、強制的にメッセージの件名が選択状態になることはありませんでした。この変な動作(?)おかげで、誤操作をする回数がかなり増えました。
この変な動作は、きっとソフト開発者のが誰かが便利なものだと思い、意識的にこんな設定にしたのだと思います。ですが、今までずっとOutlook Expressを使い続けてきた僕には、我慢が出来ないくらい不便です。
そんなこともあって、最近は手裏剣(Shuriken 2008)を試しています。せっかく手元に(すでにインストして)あるのですから。そのShurikenなんですが、かなり多機能すぎてちょっと取っ付きにくいというのが第一印象です。(すみません、わがままで(^^ゞ)ToDoバンクなるものとかがありまして、使いこなせばきっと便利だとは思うのですが、まだまだそこまで使いこなせるようにはなっていないのが現状です。もう少し使ってみようかと思っています。
そんな状態のなかで、早速一箇所不便だなと感じた部分を見つけました。それは、メッセージを書きかけ途中に保存しようと「Ctrl+S」を実行すると、保存と同時に終了してしまう点です。こまめに上書き保存を行う僕には、あっていません。この点は、「Ctrl+S」で保存しつつ、そのまま続きを入力することができるOutlook Expressの方がいいかもしれません。ただ、書きかけ終了をしても、その書きかけのメッセージが選択状態になっているので、すかさずEnterキーを叩いてやればすぐにメッセージを開くことができます。この点は慣れの問題かもしれませんね。ちなみに、オプションで設定できるのかと思い、あちこち探してみたのですが、見つけることが出来ませんでした。
というわけで、早くvista標準のメーラー、windowsメールから卒業したい今日この頃です。