- 2009年9月 4日 12:16
- software | vaio type f
購入して以来、搭載しているCPU、HDD等、性能の割には動作が『もっさり』としていて、ほとんど使うことがなかったvaio type F。PremiumとBasicの違いはありますが、同じvista osを使っているThinkPad X61よりも遅く感じられて、完全に失敗した買い物になったと思っていました。
今更、vaio type Fの購入を後悔しても仕方がありませんので、どうせなら実験を兼ねていろいろといじって(遊んで?)みることにしました。まずは手始めに、デフォルトの状態からインストールされているソフトの削除です。
使わないソフトを削除するのは当然ですが、PCに負担を掛けているのは常駐しているソフト。なかでも当初から足かせになっているのではないかと睨んでいた対スパイウエアソフト、ウェブルート スパイスイーパーを削除してみました。
結論から言ってしまいます。今までの『もっさり感』が全く無くなり、さくさく動くとても快適なPCに変身しました。OSの起動はもちろん、各種ソフトの起動も見違えるほど速い(爆速!)です。ベンチマークソフトで計測したわけではありませんが、体感できる(目に見える)くらいに速くなっています。
例えばジャストシステムのメールソフト、Shuriken。起動時のスプラッシュロゴが消えないうちに、ソフト本体が立ち上がってしまいます。(^^;
それ以外にも、起動後間もない状態でもPCの反応が良好で、vistaにありがちなもたつきがほとんどありません。それに原因は分かりませんが、スパイスイーパー削除前は必ず表示されていたグラフィックアクセラレータのエラー表示(たぶんそうだと思う)も発生しなくなりました。
そんなことも含めて、本当に削除して良かったと思っています。余談ですが、ウェブルート スパイスイーパーは、90日間の試用期間を終えて、新規ライセンスを購入したばかりで、10ヶ月くらい利用期間が残っていました。(^^ゞ
ちなみに現時点で利用している対ウイルスソフト(対マルウェアソフト)は、Norton AntiVirus(ノートン アンチウイルス)です。デフォルトの対ウイルスソフトであったマカフィーは動作が重く、どことなく信用することできなかったので、Norton 360 ver3試用時に削除しました。
その後ノートン アンチウイルスに切り替えましたが、相変わらず『もっさり』とした動作と起動直後のエラーと反応の悪さは改善されませんでした。それで思い切って、ライセンスが残っているウェブルート スパイスイーパーの削除を断行したという具合です。
このことを踏まえて冷静になって考えてみると、別にマカフィーの動作が重かった訳ではなくて、すべての元凶はウェブルート スパイスイーパーにあったのではないかと思っています。同じような症状を持っている人は一度試してみた方が良いと思います。マルウェアに感染しても責任は持てませんが...。
僕によって、かなりの悪役ぶりを押しつけられたスパイスイーパーですが、ここまで書いてからネット上を調べてみたところ、スパイスイーパーはvista OSとの相性がかなり悪いようです。信じられないことですが、xp上では特にストレスを感じることなく動作している方もおられるようですし...。しかも対マルウェアソフトとしての基本的な性能もかなり高いようです。
結局のところ、自分の考えかたや所有しているPCに合わせて選ぶのが一番なのかもしれませんね。
- Newer: ロジクールマウス MX-620を分解掃除しようと思ったら
- Older: ThinkPad X61のキーボードを改良!?